理想の恋人が欲しいですか?
現在、あなたには恋人が居ますか?
それとも「恋人が欲しい」と思っているところですか?
あるいは好きな人がいて、その人を「恋人にしたい」か。
それともとっくに恋人は居るが、その人には不満があり「私の理想に変わって欲しい」と思っているか「そろそろ別の恋人を探そうかな」と思い始めたか。
何にせよ、あなたは『理想の恋人』を作りたいと考えているのでしょう。
そしてその恋人に『めちゃくちゃ愛されたい』と。
今回の記事はそんなアナタになる方法をお伝えします。
「もうすでに間に合ってますよ」という方も、その状態が末永く続くように、確認の意味で読んで頂くのも良いかと思います。

あなたがそれを望む時、あなたはそれを望みません
これをあなたの「ラブ・ストーリー」だとしましょう。
ここから始まって、あなたは『ハッピー・エンディング』へと向かっていきます。
それが「ラブ・ストーリー」ですよね?
ではそのストーリーの脚本を創りましょう。
さて、どういう順番で考えますか?
「えぇと、まず出会いはココとかで、お互いビビッときて、楽しいデートも重ねて、性格もカラダも相性バッチリで、それでそれで――」
……はい、すみません
「ストップ」と声を声を掛けるのが遅くなりました。
もう最初から「ストップ」です。
あなたは「物語」の創り方をご存知ではなかったようです。
いえ、悪いわけではありません。
知らなければ、学んで、実践すればそれで解決しますから、どうか気を悪くしないでください。
ではお伝えします……もう気付かれている方も多いかもしれませんね?
『ハッピー・エンディング』のストーリーの脚本を創りたかったら『ハッピー・エンディング』という結末から創り出さなければなりません。
何故でしょうか?
例えば、時系列通りに脚本を書くとしましょう。
そうすると「出来事Aが起こったら、Bにならないとおかしいよね。そうすると次はCになって、Dが待ち構えてると辻褄が合うかな……」と、一つひとつに〈整合性〉を取ろうとします。
もちろん、それがポジティブな出来事で、次のポジティブな事柄と関連を付けていくのなら、まだマシなのですが、残念ながらそうはいきません。
こんなお話があります
ジャグリングというのをご存知ですか?
3つとか4つとか、複数の物を空中に投げて、それを取るを繰り返し、常に1つ以上の物が浮いている状態をキープする、あのパフォーマンスですね。
例えば、ジャグリングをする人が「今までになかった新しい挑戦する」としましょう。
挑戦が始まりました。
いつもはわずか5秒程度で失敗してしまうことが多いのに、この日は何が良かったのか……10秒を超え、20秒を超え、なんと1分近く、自分の経験の限界を超えてジャグリングが続きます。
その時に、意識的にも、無意識的にも、その人の自我(エゴ)は、次のような言葉を発し始めます。
「おかしい、こんな成功し続けるなんてありえない!」「今までと違う!」「上手く行き過ぎると、必ず後で痛い目を見るぞ!」「お前が凄いわけじゃないんだ!」「今回はたまたま上手く行ってるだけだ!」などなど。
「上手くいきたくて」挑戦してるのに、全く逆の「失敗するように」導く言葉が出てきます。
実は、いつも通り失敗している時には「いつもどおり」という〈快適ゾーン〉に居います。
そこから抜け出してしまうと、自我(エゴ)は「快適ゾーンに戻ろうとしてしまう」のです。
例え、長らく成功を望んでいたことであっても。
これは「強固な意志力」などで、対処できるものではありません(実はそんなものもありません)。
まるで「あなたの敵はあなた自身」となってしまうのですから。
時系列通りに脚本を書き始めるのは、このように、自我(エゴ)の都合良くさせてしまうのと一緒です。

ハッピー・エンディングとは、ズバリ?
もう答えがそのまま書かれていますね?
それは《幸せ》で在ることです。
なのであなたはまず《幸せ》で在る必要があります。
そこを〈快適ゾーン〉としてしまうのです。
それで「理想の恋人に愛されてる」わけですから、その通りに愛されましょう。
……まだ相手がいませんか?
ではここも考えてみましょう。
あなたが「理想の恋人に愛されてる」時、あなたは、あなた自身をどう感じますか?
もう最高に理想の恋人ですよ?
今まで色々あったけど、出会えたことに感謝し、全てに信頼ができ、未来の不安など一切なく、最高の今をただ楽しむだけに没頭する。
そんな時あなたは、あなた自身のことも、最高に愛しています。
なので、答えは次の通り。
『あなた自身を愛しましょう』
今までは順番が逆でした。
「もしも、こんなコトがあって、あんなモノも手に入れて、それで、色んなことが満足できたら、ようやく私を愛することにしようかな……」と、時系列で理想を描いていたのですが、先の例の通り、これは99%失敗に終わります。
99%……?
ややこしいのは、ごくごくマレに「上手くいく」のです。
そして「上手くいった例」を、一部の人が語ってしまうので、それを鵜呑みにするケースが多いのです。
すると「1%の上手くいった数少ない人と、99%の上手くいかない沢山の人たち」が出来上がります。
あなたは、この例に倣っては決してなりません。
この記事で説明しているのは〈成功例〉ではなく《方法》なのですから、その方法の成功率は100%でなくてはなりません。
『幸せになりたかったら、まず幸せになる』
『愛されたかったら、まずあなたがあなた自身を愛する』
これが唯一、成功率100%の方法です。
認識を変えましょう
「そんな上手くいくわけないです、あり得ません……だって今までは――」
あなたがそう認識されるなら
「そんな上手くいくわけない」ですし「あり得ません」し「今まで通り」になります。
あなたが認識した通りの世界が広がっています。
このことに気が付くのは、実は簡単なんです。
あなたを中心に広がっている世界を、よくよく見つめてみてください。
そこには『あなたの認識した通り』の世界が広がっていませんか?
「理想の恋人が欲しい!」と思っていますか?
でしたら〈「理想の恋人が欲しい!」と思っている・思わされる世界〉が広がっていませんか?
「お金が足りない!」と思っていますか?
でしたら〈「お金が足りない!」と思っている・思わされる世界〉が広がっていませんか?
重要なポイントです
「あなたが望んだ通りの世界」ではありません。
『あなたが認識した通りの世界』です。
「え〜、そんなのあり得ない!」
〈「え〜、そんなのあり得ない!」の世界〉が、あなたに広がっています。
疑われるなら、疑うべきものが沢山見つかるはずです。
嘘だと思うなら、嘘だと思うに値する証拠が山ほど出てきます。
一度信頼してみませんか?
あなたは、これを信頼する感覚を忘れてしまっていただけです。
実は昔は当たり前に信頼していたんですね。
しかし、あなたの自我(エゴ)が形成されていくに連れ、忘れてしまったんです。
思い切って信頼してみてください。
『幸せになりたかったら、まず幸せになる』
『愛されたかったら、まずあなたがあなた自身を愛する』
「そんなの無理」なら「そんなの無理な世界」というエンディングを、あなたが作っているだけです。
捨てちゃいましょう、そんなクソ脚本は。
あなたが本当に望んでいる通り『ハッピー・エンディング』から創りましょう。

思い出そう
- 時系列通りに作ろうとすると、自我(エゴ)が邪魔する
- あなたの〈快適ゾーン〉自体を、幸せな状態に設定する
- 不幸せになるような「クソ脚本」は今すぐ捨てろ