「最近どう?」と聞かれたら、何と答えますか?
「最近どう?」
そう聞かれたら、あなたは今どう答えますか?
自然とポジティブな答えが出るのであれば、全く問題はありません。
「本当は悪いんだけど、良いって答えて、良いと思い込むようにしよう」だと、好ましくはありません。
「悪い」と答えてしまうのは素直で良いのですが、せっかくなら良くしたいですよね。
運気や調子は目には見えないかもしれませんが、目に見えるものとして現れています。例えば、思いがけないラッキーなことがあったり、理由はわからないのに身体が軽く感じたりと、一日や一週間、一ヶ月の生活サイクルの中で、運気や調子の流れというものを感じている方は多いのではないかと思います。
その運気や調子が悪い時、どうやったら『良い流れ』に好転できるのでしょうか。
様々な方法がありますが、この記事では効率よく好転させる為の方法を3つ紹介したいと思います。

「それが出来るなら苦労しない」ですよね、ごもっとも
まずは「あまり効果の出ない方法」から紹介したいと思います。
何故それを紹介するかと言えば、多くの方がその方法を選択してしまっているからです。
それは「決意を新たにする / 気持ちを切り替える」です。言葉は人によって少しずつ違うのですが、総じて効果が持続しません。やっかいなのは「ちょっと流れが変わったような気がする」のです。
なので、気が付くと、また似たようなネガティブさに陥ってたりするケースが多々あります。数ヶ月前も同じようなことで落ち込んでいたり、似たようなトラブルに巻き込まれていたりと、負のループから一歩も抜け出していなかったりします。
「決意を新たにする / 気持ちを切り替える」をした瞬間は、意志の力で何とかなるような錯覚がしますが、そもそも「意志力」に頼るのが間違いの源。もしあなたが本当に「運気や調子の流れを好転させたい」と思われるのなら「意志力」というのは「無いもの」として考えて丁度いいくらいです。
では、どんな方法が良いのでしょう。
1つ目
あなたが普段居る場所を変えてみましょう。
家の引っ越しだったり、転職だったりが理想的ですが……ただ、これは「理想的」であって、即「そうします」とフットワークの軽い方は少ないのではないでしょうか。
そもそも、それくらいフットワークの軽い方の場合は、運気や調子の流れが悪くても、自然と即好転しています。物理次元での場所を、状況に応じて変更させられるというのは、風の吹く方向に合わせて、帆の向きを変えて進める優秀なヨットのセーラー(操縦者)みたいなもので、向かい風で、むしろ自分を前に進めることができます。
2つ目
あなたが付き合う人を変えてみましょう。
これも引っ越しや転職と同じくらいハードルが高いかもしれませんが……これもまた、それが出来るような方は、付き合う人の「嫌な感じがする」を上手く避けられたり、あるいは、相手の嫌な気を好転させたりもできるので、結局「それが出来るなら苦労しないよ」みたいなことになってしまいます。
逆の言い方をすれば、居る場所も変えられず、付き合う人も変えられないので、運気や調子の流れが悪い時に、為す術がなくなります。「それが出来るなら苦労しない」ので「出来ないから苦労する」という当たり前の構図が成り立つのです。

あなたが体感し、そしてあなたが体現してください
運気や調子の流れを好転させたいけど、現実的な手段を実行するのは難しい。
多くの方はそういった状況から抜け出せないのが現状です。
それでは最後のとっておきをご紹介します。
3つ目
あなたの起点を変えましょう。
あなたが「悪い流れを変えたい」と思考する時、大抵は「今は悪い流れ」が起点になっています。
当たり前ですよね。
「今は悪い流れ」だから「悪い流れを変えたい」と思考する。
しかし、ここに罠が潜んでいます。
実は「今は悪い流れ」だから「悪い流れを変えたい」と思考する、ではないのです。
「悪い流れを変えたい」と思考するから「今は悪い流れ」という現実が引き寄せらるのです。
現実があって、それにあなたが対処するのではありません。あなたが対処することが、そのまま現実となって現れているのです。矛盾のように感じますが、一旦これを受け入れてみてください。一旦受け入れてしまえば、あなたのタイミングで、劇的に楽になるはずです。
では「変えたい」物事に対してはどう対処すれば良いのでしょうか?
その物事を100%全面的に『受け入れて』ください。
100%です。
『まいりました、降参です』と完全な無抵抗で、受け入れてください。
「何とかしよう」とか「本当は何とかなって欲しい」とか、そういったことは全て諦めてください。
運気や調子の流れに1ミリも逆らわないでください。
むしろ「1ミリも逆らえないんだ」と、全面的に受け入れてください。
何故それが好転に効率の良い方法になるのでしょうか?
思い出してください。
「悪い流れを変えたい」と思考するから「今は悪い流れ」という現実が引き寄せらるのです。
これより先、あえて文章にはしません。
大切なのは、あなた自身が体感することです。
1000の言葉を読むよりも、あなたが1つ体感してくれた方が、ずっとあなたの為になります。
あなたが体感し、そしてあなたが体現してください。
是非とも。

思い出そう
- 流れが悪い時に、決意や気持ちを新たにするのは、ほぼ無意味
- もし可能ならば、居る場所か、付き合う人を変える
- それよりも良いのは起点を変える、すなわち『受け入れる』こと