大きな私の中にある小さな世界
まずはじめに、これは被害者にならない為の方法 (Doing) ではなく、在り方 (Being) です。
人は往々にして Doing で色々なことに迷ってしまいがちですが、不安や悩みなどは Being の観点からが根本的に見るのが、最もスムーズにクリアできます。
今後、性犯罪の被害者にならない為にも、常日頃から、この立ち位置を意識してみてください。
理解すべき重要なことはなんでしょうか?
大きな世界の中に、小さな私が居るのではありません。
大きな私の中に、小さな世界があるだけです。
慣れないうちは「そういう考え方もあるんだな」くらいに思ってみてください。
それだけでも、様々なことが繋がって理解ができるかもしれません。普段の自分の認識は、インサイド・アウト (Inside Out) なんだと、もしかしたら逆に考えているかもしれないと、そう片隅に置いておいてください。
あなたのタイミングで腑に落ちる瞬間が必ず来ます。

安全な場所を探すのではなく、自分の内側に在るだと気付く
『私の中に世界があるんだ』と、物事の捉え方がシフトするにつれ、自然と養われるものがあります。
それは直感・直観です。
大きな世界を小さな私で捉えようとすると、過去のデータを参照にし「様々なものを新たに得なくてはいけない、私はまだ足りないんだ」と、不足感が延々と続いてしまいがちです。
『私の中に世界があるんだ』と、大きな私の中に、小さな世界があると捉えられると『今のありのままの私が完璧なんだ』とスッと入ってくる瞬間があります。
すると、これまでは「危ないものは避ける」という認識だったのが『自分の内側のどんなことを、危ないものとして外側に映しているのだろう』と、内側に意識が向く認識に変化します。
内側は、過去のデータを参照にすることはできません。
その瞬間毎に、感覚に委ねる必要があり、直感・直観が使われます。
自分の内側に対して、直感・直観が使われるので、当然、外側にも反映されます
これまでは、トラブルを避けるという外側へのアプローチだったのが、内側に意識が向くことで、トラブルの方が自分を避けてくれたり、トラブルとして映らなかったり、トラブル自体が消え去ったりします。
徐々にシフトする人も、一気にシフトする方も居ますが、ここに優劣はありません。人それぞれのペースでも『安全は得るものではなく、自分の内側の中心に在るんだ』と理解が出来ると、外側も安全になるのは自然の流れです。
外側を探すのではなく、自分の内側の中心を感じてみてください。

あなたの在り方は、あなただけの在り方です
注意してください。
「内側に安全を感じたら、外側で何やってても絶対大丈夫!」ということではありません。
流れの例を1つ挙げると……
自分の普段の認識は反対、インサイド・アウト (Inside Out) だと気付く。
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外側は自分の内側を映し出したものだと、捉えてみる。
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自分の内側を意識し始める。
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内側を意識するのに、直感・直観が使われる。
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自分に元々ある直感・直観のチカラが取り戻る。
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考えることより、感じることに意識が置かれる。
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ありのままの自分を受け入れられるようになる。
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自分の中心が安全だと気付く(ありのままの自分で良いと気付く)。
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シフトが起こる(変わらなくて良いと気付くことが、もっとも自然な変容になる)。
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日常でも Being の意識で過ごせる。
……このような感じです。
但し、これも一例に過ぎません
人によって順番が前後したり、そもそもすっ飛ばしってしまうこともあります。
なので、あなたがピンときた部分から意識し始めてみるのが良いでしょう。
内側を意識することから始めても、ありのままの自分を受け入れることから始めても、最初から Being を思い切って信頼してしまっても大丈夫です。
何処から始めても、シフトを決めたあなたに対して「被害」を与えることは不可能になります。
未知に踏み出すのは、多少勇気が必要ですが、是非軽い気持ちで『在り方』を意識してみてください。

思い出そう
- やり方(方法)ではなく、在り方を意識する
- 安全を探すのではなく、自分の中心に感じてみる
- シフトすると決めたあなたに、被害を与えられる物事は無い