亡き父への最後のメッセージ

我が家に起こった、ちょっとした不思議体験。

ある日の朝。
妻が突然、大粒の涙をこぼしながら、このように伝えてきた。

「リョータのお父さん(お義父さん)が、今の様子を見て “本当に良かったね” って喜んでる」

あまりに唐突で、ビックリが勝ってしまった。
妻がこんなことを言ってきたことは、今まで一度もなかった。
妻自身も「わからない、わからないけど、急に降りてきた」と、非常に混乱していた様子だった。

その後、家を出ると、妻はテキストでもメッセージを送ってくれた。

13年前に、父は自死でこの世から去った。おれ個人として、気持ち的な折り合いは、もうとっくについていたから「何故このタイミングに?」と思ったところもあった。

ただ、昨年末から今年の1月に掛けては『母親からの無条件の愛』に関する、とてつもなく大きな解放があり、それを経て「次は父親のことだ」と認識していたので、それが自然な流れでクリアされていたのだと、それにゆっくりと(しかしハッキリと)気が付いた。

おれにもさっぱりわからない、わからないけど、それは確かなのだろうと。

記すことの意味

そして起こった出来事の詳細は全て省く。

それでも「こんなことがあった」と記す意味。こんな衝撃的な不思議なことがあったのに、その日の夜にはもう妻自身も「もう忘れてしまった」と言い、おれ自身も、何だか正確には覚えていない。だから、少なくとも「確かにそれはあった」とだけ、備忘録に付けておきたいのだ。

この記事を読む方へのメッセージになるだろうか?

一つだけ述べるとしたら「あなたがそこにいるなら、あなたの父と母も必ずいた」という、当たり前のこと。
それを『ただ、ありのまま見てみること』で、解放が必ず訪れるようになっている。
ある時期までは、過去の記憶等が解放を遮るが、ある時期からは、解放は自然と後押しされる。

この解放は、この地球に人として生まれたことの『素晴らしいギフト』の一つだと思う。
あまり好みではない、大げさな言い方にはなるが、体験はこの比喩よりも、遥かに素晴らしい。