サングラスの外し方講座【第1回】

本当の「サングラス」だとして。
もしそんな講座が開かれていたら、あなたは参加しますか?

そこで説明されるのは次のことです。
「サングラスを外すには……サングラスを外してください、以上!」

サングラスを外すのが難しいと考えられるのは、どうったケースでしょうか?

まずそもそも、サングラスを掛けていることに気が付いていないケース。
先にも挙げた〈固定概念〉が当たり前になりすぎて、気が付くのが難しくなっている。

そして、サングラスを外すことそのものを難しく考えすぎているケース。

講座ではこんな質問が飛び交いました。
「右手と左手はどっちを使えば良いんですか〜?」
「両手の方が良いって聞きましたけど本当ですか〜?」
「それよりも、息は吸っていた方が良いか、吐くほうが良いか、どっち〜?」
「○○によると、まだタイミングじゃないので、待った方が良くないですか〜?」

みんな思ったり考えたりは懸命ですが、まだ誰もサングラスに手を付けません。
やがて時が経つと、掛けていたサングラスの色や形を、それぞれが自慢し出しました。

すでに外していた人が、他人のサングラスを外そうとしても「触らないで!」と頑なに拒みます。
サングラスを長い間着用し過ぎていたせいか、サングラスを自分自身だと勘違いしたのです。

つづく(かも?)